◇木や竹を切る。
さいの神の骨組みとなる竹や木を切り出します。
山の方では、雪の上を滑らせて運びます。
◇ワラを付ける。
束にしたワラを木や竹にくくり付けます。
枝は締めて縄で結びます。燃やすとき、縄が焼き切れて枝がパッと華やかに開きます。
◇さいの神を立てる
田や畑など、まわりに燃えるものがない広場に立てます。大きなさいの神は機械を使います。
風が吹いても、雪が積もっても倒れないよう縄で固定します。
◇祭壇をつくる
足元にワラをつけて形を整えます。
本体または雪の上に祭壇をつくります。
◇点火
年男や年女、厄年を迎えた人などが、さいの神に火を付けます。
束ねたワラに火をつけて、さいの神の足元から燃やします。